電子クーポン「ピットポン」

電通とFelicaが共同で立ち上げた、電子マネーと連動した広告クーポン「ピットポン」が、3月23日から29日まで福岡県のローソン（Loppi設置店）で実証実験中とのこと。




ピットポンのモバイルサイトからクーポンをダウンロードして、商品を商品を割引価格で購入できる、というものです。

そこで、おサイフケータイのライトユーザーが誤解をしないように、内容を整理してみよう。
【画面を見せるクーポンではないです】
ピットポンのモバイルサイトからクーポンをダウンロードして使う……といっても、ケータイの画面上のクーポンを店員に見せつけて「これで割り引いてくれ」というものではないです。

クーポンをダウンロードしたら、店頭の端末（今回の実験ではLoppi）でケータイをかざし、紙のクーポンを出力します。



んで、商品と一緒に端末から出力したクーポンをレジに持っていって、はじめて割引購入となります。

【事前にアプリに登録＜ピットモット＞】
＜ピットポンのモバイルサイトからクーポンをダウンロードして使う＞といっても、それがすぐに使えるのではなく、事前にクーポンをまとめるアプリ「ピットモット」を用意しておかなければなりません。



ピットモットとは、チケットやクーポン、会員カードといった色々なアイテムを、いっぱいおサイフケータイに詰め込んで持ち運ぶことができるケータイアプリです。

ピットポンのモバイルサイトからクーポンをダウンロードすると、ピットモットにそのクーポンが収まるという仕組みになってます。

一応、ピットポンからはこんな注意書きがありますが……見落とすよな↓


今回のピットポンの利用シーンを、ピットモットのページでもっと分かりやすく説明してます。
（関連リンク；ピットモットとは？）

※※※ 総評 ※※※

このサービス使いづらいだろうと思う。
だって、アプリダウンロードした上で、クーポンをダウンロード。その挙げ句、端末でクーポンを印刷してレジで渡す………どんだけ手間なんだ？

おサイフケータイおよび電子マネーの意義である“スマート決済”に全く当てはまらないじゃないか。

クーポンと支払いが同期する、マクドナルドの＜かざすクーポン＞を見習って、サービス享受のフロー見直しを薦めたいね。

関連リンク；

• ピットポン
• ピットモット

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